6月例会(第600回)
解説・予告編・学習会(6/11)

「人が生きることとはなにか」
 死をテーマにした映画はたくさんありますが、この作品は同情からの涙を誘う作品とは一線を画しています。この映画が静かに胸を揺さぶるのは、いかに死ぬかではなく、最後の瞬間を「どう生きるか」を描ききっているからでしょう。
 「人が生きることとはなにか」という思いを深く描き、観る人に感動を呼び起こす作品です。死に方はまさしく生き方なのだと、心に光が差すような思いになりました。
 市民映画劇場600回記念にふさわしい、多くの人に観ていただきたい作品です。