機関誌9月号 通巻789号より

◎大変よかった  ◯良かった  ◇普通  ◆あまり良くなかった  ̻□その他
 
◎大変よかった
◎生きる道を抵抗し再確認する事の大切さを、この年になっても感動して思いました。(79歳 女)
◎映画ならではのおもしろさを感じた。チックは果たしてどんな大人になっているのだろう。2066年7月26日、三人はきっと会っているだろう。クレイダーマンの音楽がずっと流れていたが、何か意味がある?。(77歳 男)
◎「Tschick」という題名と『50年後のボクたちは』に、どのような関連があるのか興味があり、しっかりと言葉を注意して映画を見たが、彼らの言葉は私の理解力を超えていた。今一度映画を見直したい。(75歳 男)
◎14歳のころの自分と比べてみるには、あまりに破天荒な二人だった(とくにチック)。うらやましさも半分ある。いつもながら観光旅行では分からないその国らしさが見れてうれしい。(74歳 男)
◎ドイツ映画のテーマとして珍しいのでは? 若者らしい行動は万国共通か?(72歳 男)
◎原作の題が「14歳、ぼくらの疾走」、映画の邦題が『50年後のボクたちは』ということで、14歳の頃の自分と今(53年後)を考えてしまいました。一四歳の頃、殻を破りたくてウズウズしていたような…。何かにつけて自信のない状態にあって、チックのようなわが道を行く少年って魅力的だと思います。50年後に3人が出会えていたらいいですね。楽しかった。ちょっぴり青春の甘酸っぱさもあって。(67歳 女)
◎考えてみれば、驚き呆れ果てる程の破天荒な強烈無比の大冒険、とまでには至っていないようにも思うのだが、これが何故か爽やかで痛快な印象を持ってしまうのは、一四歳という年齢の、ある種の「健康さ」があるからなのだろうか。この明るい暴走は実に心地よく、監督のクールながら、根本的な優しい視線が嬉しかった。でも「ワラキア」って、ルーマニアの南部ですよね。どうやって国境越えるんだよ、などと思いつつ、しかし、チックなら何とか、たどり着いちゃってるのかもね、とニヤリとしてしまった。エンドロールで、もう一度、リシャール、じゃない、リチャード・クレイダーマンの「渚のアデリーヌ」が聞きたかったですが…。(66歳 男)
◎家からの脱出、親からの脱出、いい子からの脱出。ボクにも覚えがある。それを思い出させてくれました。(66歳 男)
◎青春をかんじました。二人とも人にみとめられないかわり者ということからはじまった。人と人との心のかよいかたがいい。メチャクチャだけど。マイクがたくましくなったのがよかった。人のことなんか気にしなくていい。自分の心にすなおであれ!若者よ!!(64歳 女)
◎ウオッカ飲んでテニスに勝つし、断酒施設を「スパイ付滞在型施設」って言うママの事、作文に書いて叱られた。ママが大好きって事なのに。アロハ着て変な髪型で、俺様って感じの転校生チック。人の机の上にもどすし、君っていったい。父さんは恋人と旅立ち、憧れの子の誕生会にも招かれず、一人ヘコんでいた14歳の夏休み。君はオンボロ車で、「ワラキア」のおじいちゃんの所へ誘った。吸血鬼のモデルの王様がいた所じゃない? ノリのいい曲聴きながら黄色い畑の一本道を飛ばし、発電の風車の根元に寝袋置いて星空眺めた。トウモロコシ畑に車で名前を描き、子供の運転ってばれて逃げたり、ガソリンを失敬したり、君の行動にはたまげるけど、自由な気分。腹ペコの僕等を呼んでくれたお母さんちで、大勢の子供達ともらった御飯、おいしかった。手をつないでお祈りし、クイズ当てた子から大きい丼のデザート。廃棄物の集積場で悪態をついた汚いヤツは、湖の水で洗うときれいな女の子になった。キスされかけてドキドキ。三人で登った砦の岩山に名前を刻み付ける。50年後に又会おう。尖った柱がたくさん突き立つ泥沼は、いよいよドラキュラの国か。橋を直そうと沼に入ったチックの足に木が刺さり、今度は僕が無免許運転。トラックのイヤがらせで事故って、豚は走り回るけど、僕等に重い怪我はなかった。チックは捕まりたくないって、僕があげたジャンパー着て、どっかへ行っちゃった。父さんに「裁判でチックが一人でやったって言え」って言われたけど、自分のやった分はちゃんと話したよ。僕は僕なんだもん。父さんは家を出て行ったけど、僕はママと元気にやっていく。もともと快活で素敵なママなんだ。チック、いろいろありがとう。君がロシアのマフィアの息子っていう噂も聞いたけど、アジアのどっかの国か、もしかして魔法の国の王子だったのかもね。(63歳 女)
◎おもしろかった。周囲から「変態」「変わり者」などと呼ばれていたマイクにも心を開いてくれる友達がいる。自分もマイクの立場だったら、その友達が例え不良でも付き合うと思う。父親は不倫で遠くへ行ってくれるのはこの場合はさすがに結構なことだと思った。(57歳 男)
◎ひきこまれました。(49歳 女)
◎とてもよかったです。後味さわやか。ありがとうございました。(女)
◎私は変人。自他共にみとめる。昔は「変わってる」といわれないようキューキューとしていた。これ見て元気が出ました。変わっていてもいいじゃん! せっかく今まで生きてきたのに。私には「五○年後」会える人がいるかな? 私の中では「チック君」が主人公。龍のジャンパー似あってたよ! また、会いたい。他の映画で。(女)
◎人生は無意味だ。あきらめるな。抵抗して、団結しろ。それこそ意味のある行動だ。

◯よかった
○映サだから観れた映画だと思った。個人的だったら多分選ばなかったです。思春期のハチャメチャぶりがとてもおもしろかった。(72歳 女)
○私は14歳になって、その時はどうだったかな。痛快です。しかし少々ドがすぎて、小心者ビビリではできんけど、体験させてくれた。純真な心と10代の少年の行動にブラボーです、かね。ババの一言。(70歳 女)
○予想を大幅にしのぎ、とても良かった作品。(70代 男)
○映サにしてはおもしろい映画だった。した事は悪いかもしれないけれど、こうして血だらけになって大人になっていくのもいいかも知れない。(69歳 女)
○希望作品『OKINAWA 1965』『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』など沖縄をテーマにしたものが観たい。(67歳 男)
○2回目ですが、一回目の時より楽しめました。お母さんの存在も必要だったと、わかりました。家族関係のややこしさは、日本と変わらない。友人関係も大して違わない、と思えました。原題は友人の思い出!ということなんですね。日本語のタイトルと違いすぎですが…。(66歳 女)
○初めて見ましたがとても面白く、自分の夏休みはどうだったかのかな? と思い出していました。彼らの50年後の出会いはどうなるのでしょうか…。とても興味が湧きました。(65歳 男)
○お利口なやり方ではないけれど、マイクとチックの熱い友情にワクワクしました。
○「イザにくらべりゃ、タチアナなんてカス。女に興味がないからわかるんだ」、チックのことばがするどくて優しい。男子の人生の中で若い時期にこんな友人に会うと、その後の女性選びに失敗がないかもヨ。
○楽しかった。青春のすばらしさ、若さの美しさがまぶしかった。

◇普通
◇笑いのこぼれる映画は久しぶりでした。若いころにいろいろ体験した事が、後々人間形成に役立つように思えます。私の生活とはかけ離れていますが、ドイツ語や風景がめずらしかったと思いました。(70歳 女)

◆あまり良くなかった
◆大失敗、落ちがない、つまらない!!
◆14歳の頃の自分を思いだしても感情移入しがたい。あまりにもその頃の少年の思いを拡大しすぎではないのか。リアリズムの映画をつくってほしいです。(60歳 男)

□その他
□大人になる経験はすばらしい。チックがこの旅でどう変わったかわからないけどマイクはクラスメイトが注目するほど。大人になってからでも、自分が変わるような経験がしたい。彼等のような破目をはずすことはなくても、これまでとはちがう人間関係に踏み込めば、新しい何かを知り、自分が守っていたものが壊れたりするかもしれない。(62歳 男)