大変よかった  良かった  普通  あまり良くなかった  その他

■2021年 7月例会『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』(機関紙2021年10月号掲載)
■2021年 6月例会『幸福なラザロ』(機関紙2021年9月号掲載)
■2021年 5月例会『はちどり』(機関紙2021年8月号掲載)
■2021年 4月例会『お名前はアドルフ?』(機関紙2021年7月号掲載)
■2021年 3月例会『風の電話』(機関紙2021年6月号掲載)
■2021年 2月例会『あなたの名前を呼べたなら』(機関紙2021年5月号掲載)
■2021年 1月例会『人生、ただいま修行中』(機関紙2021年4月号掲載)




良い映画でした。難しい事柄をよく捉へていました。(84歳 女)
ていねいな映画でした。一人一人の思いを出していたと思いました。アクションをおこしても思いがけない方向や自分の思いとは違う方向に行くのだという事を見せてくれていました。しかし変えるということになる為には多くの人の智恵や思いが、執念がないと達成できない。しかしそれでもラストに最初に訴えた主人公のとまどった様な表情が印象に残りました。思いをとげた、それでも何かが違う方向へ、というとまどいの表情だととらえました。(76歳 女)
古今東西、いつの時代も権力者は真実を隠蔽する。声をあげて、告発する[姿勢]には敬服する。(76歳 女)
大変重い内容の映画でしたが、気付いたら体が前のめりでみていました。(74歳 女)
それぞれの事情があり、真実を訴えるのは大変ですが「まず自分から」と勇気を出す大切さを学んだ。現実生活を生きることは厳しい!でも希望も感じる!(74歳 女)
多くの人物(被害者)が次々登場してくるストーリーを、淡々と、最後までよく描ききったと思います。こんな大きく恥ずべき問題があっても、権威だけは守ろうとして揺るがない体制側の強さと被害者の強い意志、執念を感じました。そしてまた、フランスのカトリック教会の状況が知れたり、そもそも男子の小児性愛問題があって、長い間被害者のトラウマになっていることを知れた映画でもありました。(74歳 男)
日本人にはほんとうにカトリック教会、イエスキリストとか感覚的には知ることがすくなすぎる。「神」に対して告発するなんて本当にありえないことだろう。「沈黙を破る」ことがすごいことだと思う。子供たちにしたことには時効なんてない。見すごしてきた教会、体制がいちばん罪深いと思います。(67歳 女)
主人公が次々と変わっていくような脚本の展開が興味深い。秘めた苦しみを解き放して、前向きに生きる姿が温かく感じた。(67歳 男)
社会的成功者になる筈だった子供達の人生が狂わされていったところに、罪深さを感じました。エマニュエルの母親の変わりゆく表情がよかったです。(63歳 男)
本当にゾッとする話だった。この教会に通わされた子供の親が「神父を信じなさい」という人だったら本当に恐ろしい。(60歳 男)
仏語の映画は必ず寝てしまうのに、一睡もしませんでした。とてもテンポ良く引きこまれました。(59歳 女)
思っていた結末と異なりました。告発が必ずしもプラスにならない。団結力がいつまでも続くわけではない。そんな風に思いました。(18歳 男)
物語の主人公が移っていくたびに、それぞれの人生が描かれる。宗教をもたない日本人の私にとっては、理解しがたいほど教会の力は大きく、社会的にも聖職者は地位も高いだろう。「罪をゆるす」という宗教だからこそ信者であればつらい。それにしてもまだまだ声をあげられない人もいることも考えなければ罪は一生きえないと思う。心の傷がいえない限り。(女)
「神」って何、人、人間って何……にもかかわらず生きている。そして生命をつないでいる。
日本でも2019年ローマ教皇が来日した時「私は神父に犯されました」とうったえている方がいましたね。他にも同じような事故を起こしても逮捕される人と逮捕されない人と不公平な世の中です。是正されるといいと思います。(女)
当事者の声にどう向き合うかは……難しいの一言に尽きる。どんな答でも答になるし、答えにならない。(77歳 男)
今の時代、カソリックの独身主義というのが理解できないです。小児性愛者は古代から存在していたと思っていますので。(75歳 女)
神とは何か、人とは何か、家族とは何かを問う題材だった。宗教色の少ない日本では考えがおよばない、人々の議論、生き方も考えさせられた。(73歳 女)
底が深い一人一人の心理が一通りでなく、複雑でした。正面からの闘いにいどむ人々の真剣な生き方は、大切で、それが生きるということやね。(73歳 女)
私が被害者だったら、傷口が大きい分、ことばに出すまでに長い時間と勇気が必要だと。自分たちの子どもの為に立ち上がった事は、大きな勇気がいった事だと思う。見終わっても宿題を出されたような気持ちが残る(72歳 女)
制作・公開時に、まだ裁判係争中であった事件を実名で断罪告発する、という姿に制作者の真剣さと覚悟を見る想いです。それにしても、フランス語のフランス映画を日本で公開するのに、どうして英語の「グレース・オブ・ゴッド」などという題名にしてしまうのでしょう。このタイトルは、本編中でも出てきますが、バルバラン枢機卿が記者会見で放った言葉「神の恩恵でほとんどが時効であった」をピックアップしたもので、現代は「グラス・ア・ディユー」。つまり、プレナ神父のみならず、真に断罪されるべきはバルバランに代表されるカソリック教会だ、と監督オゾンは言いたいのでしょう。それを、より分かりやすくするには日本語で「神の恵み」といった題名にするべきではなかったでしょうか。(69歳 男)
モラルは信仰より大事にされるべきとする映画だったと思います。モラルは信仰より長い。(68歳 男)
やっぱり外国はすごい。歴史的に何か学ぶところがある。たぶん日本では無理だろう。(67歳 男)
公開時に劇場では敢えて見なかったのですが、被害者の苦しみを描いてあってよかったです。子どもに事件当時話してもらうのは難しいということもこの映画でよくわかりました。鮮明にいやな思い出は残ってしまうので、大人になってから説明できるようで、性的虐待の怖さも画面から伝わってきました。(60歳代 女)
見事な映画でした。教会の隠蔽体質への怒りも伝わってきますし。「沈黙を破る会」を立ち上げた人間達、被害者たちも、何とリアルで個性的なのか、と思いました。その家族もそうです。パートナー、父や母、兄弟たちの反応も微妙にちがいます。小児性愛者を性指向性や性自認とも違う、犯罪と断じています。教会自体というよりも自分を守る為に巧妙に言を弄するバルバラン枢機卿たちの描き方もあきれるほど官僚的でした。
テレンス・マリックの『名もなき生涯』の上映をお願いします。DVD化されていませんのでお願いします。




近代文明?社会を生きるのは聖人ラザロには、無理なのだ。でも、考えさせられ、反省させられた。(82歳 女)
大変よかった感想なんですが、静かなよかったです。それは啓示するものが深く、読みとるのに自分の頭の作業がいります。幸福なラザロと幸福のラザロでは込められる意味が微妙にちがうなと気づかされたからです。ラザロの動かないクリクリした瞳が何かを言っているけど、誰もみつけられないような気がした。どこにいても、どんなになっても生き方は……??です。(76歳 女)
貴族と農民、支配階級と非支配階級の対立の映画かと思いきや、さらにその上に搾取する金融機関がいたという構図を、奇想天外な事件を発端にうまく描いた現代の寓話という印象。ラザロが殺されてしまう場面は、一般民衆は、無垢なラザロの側にはつかず、金融機関の本性の悪辣さには気付かぬまま、そちらの側についてしまう愚かさを感じた。カンヌ映画祭での脚本賞は、むべなるかなと思う。ところで、最後のオオカミはどういう意味合いなのだろう? わからずじまい。(74歳 男)
歴史の裏側とか小作とか、視点が陰と陽をわかりやすく、いなむずかしい映画でした。何かホンワカとした物語ではないです。宗教、哲学、一見、陽の視点でみせて、オルガンから音が消えたあたりは宗教的に物語がすすめられて一層から二層に複雑なテンポで、決して二極化して(頭では単純化)、むずかしい内容でしたんですね。風景(夜景)、山々が美しいのに人間社会の割り切れない状態も解読してくれているのに…。あーむずかしい映画。青年の心が美しいです。(73歳 女)
これは「寓話」なのでしょうね。いや「寓話」であることは間違いない。しかし、ここにどのような「寓意」が込められているのか、貧しいアタマでは、しかとは汲み取ることは出来なかった。それなのに何故だろう、何か本質的に「面白い」ものをしっかり見せてもらえた、という不思議な満足感がある。角の丸まった、スタンダードに似たサイズの古びた感触のざらざらした画面が、またこちらの気分を不穏に泡立たせてくれる。良く判らないが、イイものを見せてもらった。ラスト、車列を縫って、舗装道路をひた走る「狼」は一体どこへ向かうのだろう。(69歳 男)
少ししかないワインをみんなで分け合って飲む。楽しく談笑する女の子たち。この映画を見ていても、日常の生活でも、何が幸福で、何が不幸なのか、よくわからなくなるけど、愚直に自分が大切な人を大切に生きたラザロがすばらしいと思った。イタリアの人たちが自分達の聖人が、こうあってほしいという願いが込められていると思う。人に理解してもらえなくても、少しでもラザロのように生きられたら、自分の人生に満足できるのではないかな。なかなかむずかしいことだけど。アントニアが印象に残った。(58歳 女)
搾取していた人が落ちぶれる。搾取から解放された人も人生を上手く生きていけない。現実の無情さのようなものを感じました。(18歳 男)
不思議な映画、精神世界はムズカシイ。(78歳 女)
物語の評価はしにくいので省略。日本ではあまり見なれない風景がたくさんあった。(77歳 男)
前半とゴロっと変わって近現代社会へ移っていく、とても不思議な映画ですね。天使のようなラザロ、天国で幸せにね!(75歳 女)
ラザロ=善という予備知識でしたが、不思議な物語でしたね。ラザロの瞳がきれいな事が心に残りました。(73歳 女)
イタリアでも小作人制度があったのですね。階級差も大きくて、田舎から都会に出てきてもまともな仕事もなく、どちらの生活がよかったのか? ひとみのまっすぐな青年の主人公の最期は悲しすぎると思った。(70歳 女)
マルセリーノ(けがれなきいたずら)を思い出しました。(73歳 女)
不思議な世界だった。「幸福なラザロ」の幸福とは?(felice?)…頭の中がもわもわとこんがらがって、やがて、最近読んだ本で高橋源一郎さんがなんか言ってたなぁ…と思い。探した。宗教を成立させる論理は「愛の純粋贈与」、等価交換という商品経済の論理とは違う原理がある、(一部抜粋)…「わからない」何かがあるから、懲りずに明日も小説を読む。来月も映画を見る。(70歳 女)
物質的な豊かさだけでは計れない人間の幸福の度合。日本も高度経済成長時、地方から都会へと沢山の人々が出ていきました。24時間、灯りの絶えない、電気の絶えない世界が果して、便利な暮らしが…、本当に良いのか? 考えさせられた作品でした。(68歳 男)
日本人には理解するにはすこしむずかしかった。キリスト教のラザロの姿。年をとっていなかったこと、不思議でしかたがない。教会で音がなくなるのがよかった。「神」か!!と思った。(ラストシーンは???)(67歳 女)
何とも言えない不思議な感動を覚えた。願わくばラザロをなぶり殺した群衆の中に自分がいないことを…。(67歳 男)
のどかな恋の歌で始まった映画が多くの民衆がラザロをなぐり殺すシーンで終わるとは、現代の残酷さを強調しているのだろうか。封建社会の農村では働いてさえいれば食べることに心配しない生活であったものが、新自由主義の社会では、ラザロは何をすればいいのか、とまどっている風である。谷底に落ちて、一度は死んだラザロが十数年後に生き返り、村と大都会の対比はわかるが、彼が殺される寓意はわからない。(65歳 男)
不思議なお話でした。さいごの狼が象徴的で、ラザロの運命を見届けたようで…。おかしなことだらけで(死なない、年をとらない?音がついてくる?最後は?)聖人は誰にも知られずに居るのかも、なんて考えたりしました。余韻と印象が残ります。(64歳 女)
とても腹立たしい話だった。ラザロは人を信じて傷つきまくり、最後にはボコボコにやられて殺されてしまう。本当に恐ろしい。(60歳 男)
どうなるのかと思った。ファンタジーなのか? 狼が良かった。(48歳 女)
大人の辛口なおとぎ話。若旦那の口車に乗せられて、誘拐犯に仕立てられたラザロが刑期を終えて帰ってきた? それとも狼がラザロの魂を「吸い」取ってこの世にもどってきた? バグパイプ、パイプオルガン、全て「風」に関するものばかり。崖から落ちた時、ラザロはもう亡くなっていたのかもしれませんね。教会から追い出される聖人は「クリスチャン」とは何かを考えさせられました。(女)
中々理解しづらい作品でした。後半は良かったけれど、中ごろまでは意味不明でした。(72歳 男)
少しわからない面がありましたが、いい映画でした。(女)
『幸福なラザロ』はキリスト教徒でない日本人には難しかったかも。小作人制度の残存に驚き、その小作人がラザロを搾取しているという構図。イタリアの貧しさが伝わる。ラザロを中心に貴族や小作人の現状を描いた。ラザロの存在が周囲の人を助けているようにも見えた。それが「幸福なラザロ」という意味かも。




思春期に体験する色々な事、どこの国でも親子は子に一流大学を進める。個性を大切にして欲しいと願う。(78歳 女)
映画の後半で漢江の聖水大橋(ソンス)が落ちたニュースは私にも大きなショックだった。海外営業として江南区の会社にかよい、ソウル高速バスのりばをよく利用していた頃だった。(78歳 男)
前半は少し?と思ったが後半はよかった。知っているようで知らないお隣の国のことが、少しは分かってきたかも。(76歳 男)
漢文塾のヨンジ先生の影響が、ウニに大きな影響を描いた映画であった。ソウル大を休学して漢文塾を教えているヨンジ先生は、社会的関心が強く、立ち退きを迫られている人達への思いも伝わってきた。先生の塾に置いてあった彼女の蔵書の中に「資本論」が置かれていたのにはびっくりした。「資本論」を読んだ人だったのだろうか? 興味深いシーンであった。(74歳 男)
自分の人生を思い出しても、いろいろありました。そうして成長していくのですね。いろいろ思いおこしてくれる映画でした。(73歳 女)
たぶん、私が中学生の頃の時代背景をダブらせてその気分になってウニの心の成長は人に対してと恋心と人と人との葛藤、ゆっくりの音楽や空気が心地よく、ヒタヒタと。大きな橋の事故と大きなTVのニュースでみせた社会面も時代をあらわすか、人と人、心ばえと愛と、またもう一度みてみたいです。よかった、よかった、よかったよ!!「(73歳 女)
青春期の一人の少女が生きて日常の中で出合う出来事、受けとめる心がしずかに伝わって来た! わたしも同じだった頃を思いつつ、現在形の孫娘たちの事も想う。本を読んだり心許せる年上の人々から「えいきょう」をうけながら生きてゆくんですね。(73歳 女)
14歳の少女の世界を脚本がうまくカバーしています。主人公ウニは88万ウォン世代であり、亡くなったヨンジ先生世代(386世代)よりも社会、経済的に辛い世代。聖水大橋事故が今の韓国社会をあわわしているようです。韓国では年間2000人前後の労働災害により死亡事故があり(日本は900人)日本よりずっと働く状況もキツイ。競争、競争の社会がいいとは思えません。誰もがソウル大(S)、高麗大(K)、延世大(Y)に入って恵まれる訳ではないから~。(68歳 男)
感銘を受けました。でもつらい気持ちもありました。私の実家の家族は不和でした。友達の裏切りもあった。思いがけないアクシデントにもあった。でも今まで生きてこられた。私には私を理解してくれる人、友だちがいる。ウニさんに幸あれ、きっと光がさす日が来ると思う。希望作品・『チルソクの夏』(67歳 女)
最初のうちは家族がバラバラで妙にピリピリした雰囲気であったが、おわりのほうになって「何が大事なのか」ということが何となく伝わってきた。いい学校に入ることばかりが幸せではない。(59歳 男)
言葉少ない主人公が徐々に先生との交流を通して心を開いていく姿がよかった。希望作品・『狼をさがして』(20代 女)
いい映画でした。ウニが漢塾で尊敬できる先生に出会って成長をしていく姿。一人の先生によって救われるウニ、どうなるかとヒヤヒヤしたけど本当によかった。
いつもイライラしているウニがいとおしい。家族ひとりひとりにストーリーがある。たぶんウニをなぐる兄にも心の中に。少女を描き、家族を描き、時代を描いている。日本の映画の家族の描き方のうすっぺらさ。
青春ドラマなんでしょうね。自分の青春は忘れかけた? 子供達の青春にはドラマの中の父親役を演じていたかもしれない。反省!(80歳 男)
むずかしい映画だった。韓国の人間の気質や習慣を考えたり、止まることのない出来事に見る側もふりまわされ心がゆれました。タイトルと映画の内容から人生ははちどりの様に生きていくのかなぁと考えました。(76歳 女)
見終わった直後は、塾の先生が登場時間こそ少ないがすごく存在感があったものの、青春映画(決して“軽い”という意味合いは含まないが)と思った。その後、内容を反芻するにつれ、この映画の女性監督が、「韓国の(世界の)全ての女性よ、負けるな、声を上げろ」と呼びかけている映画だったのではないかと思い至りました。(74歳 男)
青春時代の喜び、葛藤、不安など、韓国の家長制度の中で育つ若者の心がよく表れていました。あれから30年、すこしは変わったでしょうか。(73歳 女)
時代も大きくずれるし場所も違うけれど、14歳のころって、そうそう、あんな感じで世界が見えていた感じがするなぁ~、と不思議な感覚だった。家族との関係、友達との関係、異性、ちょっと憧れる大人の女先生。社会の大きな出来事や身近な人の死。「女の子だから」「女のくせに」って何?…いろんなことが未消化のまま、それでも幼い殻は破りたいと、揺れる一四歳を理屈っぽくなく描いていて、監督の感性が光っている気がした。(70歳 女)
信じようとするものが、すぐと形を変え色を変えていってしまうような不確かで不条理な世界。その中で翻弄され、たじろぎ、たゆたい、立ち尽くすばかりの少女の心象を、念入りに、しっかりとした目配りで綴り上げる。その清冽で透徹した視線に凄みを感じました。ただ、ヨンジ先生が突然歌い出す、「切った指」の歌や、「悲しい時は指を見て」などの「指」についての暗喩などの意味を完全に理解できるまでには至れませんでしたが。ウニとヨンジ先生、二人ともが左利ききであるのが妙に目についてしまいましたが、まあ物語とは何の関係もないことですね。(69歳 男)
あまり語っていないので、難しいです。漢語の先生のことがもっと知りたかったです。残念。(67歳 男)
映画で韓国の文化やくらしぶりがわかる。家父長制度のきつい中、男がえらくて、人に恥をかくことが一番きらいな国。ウニが本当に孤独な中でヨンジ先生のことばが、出会いがすくいだった。ラストシーンの瞳のかがやきがよかった。(66歳 女)
ウニの気持ちはなかなかわかりませんが、中学二年生の時、ヨンジ先生の年代、両親の年代に、自分が何を考えていたかを思い出していました。中学生の時はウニのように複雑ではありません。親に反発しても教師や強い者には流されていて自意識の確立がなかった感じです。20代前半も目の前のことしかわからずに欲望に流されていました。親になっても見得と損得にとらわれていた感じで、そこはウニの父の心情に通じるものがあります。(65歳 男)
韓国の漢文塾というのが、とても興味深かった。女性の目から見た1990年代の韓国は、懐かしい感じもしたが、やはり男性社会で受験競争が厳しいなと思った。どこの国でも事故は悲しい。娘がハングル読める外大生なんで、こんな映画も観て欲しいなと思いました。また誘います。(59歳 男)
韓国のことを非常に考えされる映画だった。ウニとヨンジの自然な演技に女性監督の思いがダブって見える。映画の主題となった「はちどり」とはなんだろう。(80歳 男)
久し振りに心にひびく映画を見ました。良かったです。こんな状況の中で迷いましたが足を運んで良かったです。(70歳 女)
とてもいい作品でした、84年生まれ、の作品と繋がるテーマ、韓国の歴史も感じながら ちょうどハングルに興味持ち出したのと、なんで、ハチドリ?の疑問、本にそのことがかいてある?そんなふうにスタッフの方が言ってたように聞こえたんですけど、私の早とちりでしょうか?タイトルも、ケンチャナヨ、てっきり韓国情報満載だと思って買った本が全く期待外れでした。マニアックな作品ばかりの紹介で、それはそれで面白いけれど、期待していた韓国映画情報はすこし、しかも、ハチドリのことは、なし…。がっかりでした。 いつも、良い作品を上映されていて感謝しています。幸福なラザロも、良さげですね。とりあえず、映画の感想でした。今後、やはり、韓国映画観たいです。(68歳 女)




前半のコメディタッチと後半のシリアスタッチの落差にびっくり。「それを言ったらオシマイ」的なことを言うところに日独のちがいを感じた。いい悪いでなく。(76歳 男)
大変、大変おもしろかったです。舞台をみているみたい。ドイツ語のせいかグサっと胸にくるみたいです。エリザベトの台詞は、そうだ、そうだと共感しました。俳優さんたちの演技、台詞、強烈でした。(72歳 女)
議論が凄かった。ヨーロッパ人の議論好きを肌で感じた。小学校からの教育の賜物か。日本ではそうはならない。アドルフ・ヒトラーが焦点となるかと思ったが、それぞれの過去や考え方が議論になり、歴史も踏まえ、聞き応え(?)があった。最後のエリザベトの女性が家事を押し付けられることへの鬱憤が深まって爆発する所は同じ女性としてスカッとした。あんな風に言えたらスッキリするだろう。森発言の古い古い家族観の日本から先進的なドイツのジェンダー平等の世界へと突然引き込まれ、互いに平等に発言する家族を素敵だと思った。(70代 男女)
極めて知性的で機智に富んでいて、それでいて下品で猥雑なエスカレーション会話ストラグルを堪能させて頂きました。原題『ファーストネーム』に因んで、オープニング場面で役者さんが皆、ファーストネームだけでしか紹介されてない「お遊び」もウマい。(69歳 男)
一時間半「言葉のボクシング」覚悟で作品を見にきたのですが、誰を軸に話が急展開するのか、目が離せない映画でした。(62歳 男)
会話のひとつ、ひとつ、おしゃれでおもしろかったです。楽しい映画でした。(62歳 男)
ドイツでも女性が料理、片づけ、すべてやるんだなあ。エリザベトのバクハツの後、何かがかわったらいいけど。(匿名)
楽しかった。どこの人間も同じ様になにかある?(匿名)
ヘンリエッタ(多分)に乾杯!最後にはエリザベトの「わきまえた(・・・・・)」末のバクハツ。(女)
「アドルフ」と名付けることがドイツ人にとって、とんでもないことという感覚が理解できました。こういうことはありえないだろうけど、皮肉や風刺がいっぱい盛っていて、おもしろくって、よく笑った。ほんねで議論していることはすごいな!と思いました。(75歳 女)
「よかった」に一票。見終わってしばらく後になって、この映画が一番言いたかったのは、結局エリザベトの爆発演説だったのかと得心しました。それはともかく、日本人の間でこんなに徹底的に議論する事はないし、ここまでいくと人間関係は当分修復できないと思うのに、ドイツ人や、元の演劇でのフランス人などではそうはならない様なところを見ると、羨ましいです。国民の大事なことが、ヨーロッパでは皆の関心事として深まるが、日本では政府・官僚の決めることをマスメディアが垂れ流しし、議論の深まらないまま進んでしまう昨今を憂います。(74歳男)
私のまわりから失笑も、ある時拍手も、私は今いちわからんというか、えへへ難しいかな。なぜか最後のオチは最初と大違いでした。その世界はすきだからまた見に来るのですが。この間のむずかしいですね。(ロビーで少々わかった)(73歳 女)
舞台の映画化らしく、テンポのよい会話で、命名のうそから想像もしなかった展開へ。心地よいとは言えないが、面白かった。名前を巡るウンチクもおもしろかった が、子供がアドルフにならなくて正直ほっとした。癖の強い人たちの本音のぶつけ合いはどうなることかと思ったが、そのおかげでレネが秘めた愛を告白できてよかったのかも。子どもの誕生に集まった顔を見ると、時に本音をぶつけてわかりあうのも、 よい?(70歳 女)
姉婿と弟が子供の名前をめぐってのやりとりにエキサイトした。弟がレネを殴打する気持ちがわからなくない。(69歳 男)
次から次へとびっくりすることがおきる。本当のことがわかって、おもしろい展開。じょうだんとは思ってなかった。人のきもちがすなおに出てた。「ママ」が一番おもしろい人だと思う。(67歳 女)
タイトルを見た時に「アドルフに告ぐ」(手塚治虫)を思い出した。しかも、ドイツでもネオナチがいること、あるいはヒットラーに対する人気は根強いとも聞いているので、名前をつけることぐらいと思っていた。でも、この映画のようなインテリで、ちょっと著名人の間では論外なのだろう。シュテファンがアンナをののしる迫力にそれを感じる。そして、この映画の面白さは、このアンナが来てからだ。アンナを「アドルフ好きな女」と思い込んだ左派のインテリが、日頃から思っていることを言葉に出してそれが連鎖反応していく。すべての嵐がさったあとで、日常は変わらないと終わるのもいい。(65歳 男)
ヨーロッパの家族間の会話はあらためてシビアだと思いました。先週『ハッピー・バースデー』(カトリーヌ・ドヌーブ主演のフランス映画)でも、一人異分子がいると、そうなりますね。日本映画の家族を描いたものは、もの足りなさを感じますね。(60代 女)
日本人にはない会話のエッセンスが面白かったです。(54歳 女)
四人が幼いころからの知りあいという設定がおもしろい。理屈っぽいダンナ、おおらかな妻、弟、弟のように育った幼なじみ。深い関係だからこそ、本音トークになるにつれ激しさをます。お母さんがはつらつとして元気だと思ったら、あのオチですか?って感じです。(匿名)
ひさしぶりの参加。ドイツのお笑いとして楽しめた。私も空気を読めるように、冗談もいいたいことも言えるように、これからの人生を楽しみたい。(59歳 男)
人間と単なる動物の違い。人間は文化を持っている事を知らせてくれる映画だった。(82歳 女)




久しぶりで泣きました。神戸の地震もひどかったですが、津波と原発、やりきれません。日本の国の宿命なのですね。(82歳 女)
はじまりは無口で陰気で暗くて退屈しそうな感じで始まったが、去年みた『さくら』を彷彿させるオムニバス形式で福島への旅が繰り広げられ、最後には風の電話に到達。感動しました。一度訪れてみたいですね。戦死した父と交信したいですね。(80歳 男)
「風の電話」は、思いをほんとうに風が運び伝えてくれそうな場所にあった。9歳で両親と弟を津波に奪われたハルの心の空洞はどれほどか。でも、喪失の悲しみや悔いを抱えて生きる大人たち、荒波の中へやがて生れ出ようとする命の胎動…ハルが一歩踏み出した旅のさまざまな出会いが、少しずつその空洞を埋めていく。「でも、みんなに会うときは私はおばあちゃんになってるよ」、前を向くハルがいた。静かな、心にじわ~っとしみる映画だった。(70歳 女)
セリフを一言も話さずにハルの気持をすなおに表現している事に、映画の終りになって感動へと変っていった。すばらしい。今の我々に一体何が出来るだろうか?(78歳 男)
はじめに、わが郷里の風景があって懐かしかった。田舎の言葉も。少し説明不足の映像で、テキストあって助かった。(76歳 男)
「風の電話」の現地を4月に訪問します。現地に行き、これからの人生を考えたく思います。困った人に寄り添い、その人の声に黙って聞ける人間になりたいです。昨年に続き、二回目の鑑賞です。(73歳 男)
むずかしいね。でも知っていかないと、災害の事実を消し去ることはできないので、やっぱりむずかしい、しかしシッカリしーや。声かける自分がいて、真実をみてとゲキをとばす。(73歳 女)
涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりました。風の電話にたどり着くまでの人々との関わりにも心動かされました。亡くなった人を思い出せるのは生きているからだという事、本当にそうですね。いい映画でした。(72歳 女)
3・11の傷痕は癒えることはないことを、あらためて感じた。家族を失って自分の感情をあまり出さない少女が、ふるさとに戻って、途中いろんな人の善意に出会い、風の電話と出会い、亡くなった家族と語ることができて、これから、しっかり足をふみしめながら生きていけると感じた。(70歳 女)
最近の作品ですけど、きちんと企画されてよかったです。以前に神戸映サの機関誌で『異端の鳥』を解説されてとても参考になりました。(64歳 女)
ハルの「みんなに会える時、私はおばあちゃんになってる」の一言に、ハルの生きる意志が初めて出てきて、救いのある映画でした。最後のシーンに台本が無かったそうで、これはすごいと思いました。(62歳 男)
家族を失って自分だけ生き残ったさみしさが「風の電話」でよく伝わってきた。辛いけど、生き残った人たちには精一杯生きてほしい。(59歳 男)
広島のおばあちゃんのピカの話、「制服のボタン」はもしかして陶器でできていたものだったかもと思いました。神戸にはとてもふさわしい映画だったのではと思いました。ある日心の準備もないままに突然「被災者」になってしまう。神戸にも共通する「私」の「私たち」の物語だと思いました。(女)
がんばってきてよかったです。(女)
電話で心の中を言葉にして、はき出して、そのあとまた、すこし前を向いて進むエネルギーを持って生きる…。そんなわずかな事のくりかえしですね。ハルが孫娘に思えました。次に来るであろう「南海地震」の津波の予想される町で暮らしている孫娘です。
映画は良かったが…、静かなシーンで「愛の賛歌」(着信音)がなりひびいていた!! 携帯の電源を切れない人は、見にくるなと言いたい!!
胸が痛い。重い重いドキュメンタリー(?) NHKで原発でふるさとに帰れない方の家を映していたが、まさに震災は終っていないのを実感しました。涙がとまらない。阪神よりもっともっと大きな傷を残していると思ってしまいました。(76歳 女)
ある日、突然天災等によって身近な人や家族を亡くすことが子供達にとって大変なトラウマになるのか…リアルに表現された映画です。涙が止まらず胸が痛みます。生きていくことは亡くなった人を思い出すことだとの言葉は、そうやなあ…納得しました。(75歳 女)
作った感が強いけれど、「福島を忘れない」為にはこういう映画も必要かな、と思いました。とも角、重く心に響きました。(74歳 男)
ロード・ムービーとして、人と人が出会う瞬間のおもしろ味に欠けるが、、春香が深い悲しみから少しずつ立ち直っていく感じが伝わってきてよかった。土砂崩れや地震、津波という自然災害、原爆、入管、原発という人間社会、生き残った人間の受け止め方はちがうと思うが、立ち直る為には人間同士の触れ合いが大事だと、当り前といえば当り前の答えだ。(65歳 男)
ハルが過した家族との想い出の地、大槌町。ハルの家の跡地にも新しい家族が家を建て、新しい時代の一部を作っていく。岩手の被災地も沢山の記憶をその地にとどめて前に進んでいく。ハルが新しい人生を生きていくように、沢山のハルが一緒に生きていくだろう。(男)
モトーラ世理奈さんの存在感とラストのシーンがすごい! 美しい自然と残酷な自然、どうしようもない人間たち。
被災地の無惨な情景、或いはクルド難民の過酷な現実の生々しさに比べ、そこに貼り付けられる「映画的虚構」のあまりの力の無さに、正直、ちょっとガッカリして、しんどい2時間余でした。被災者でもない自分に、とやかく言う資格など無いことを承知で言いますが、最後の、ハルの電話に、ほとんど心を揺らされるところが無かったのも、自らの鈍感さに依るものとは言え、残念でした。「つくりもの」の限界、みたいなことを思ってしまいます。(69歳 男)
span style=”color:red;”>◆西田敏行と三浦友和さんはさすがに良かったです。ハルは9歳のまま8年間過ごしてきたのだろうなとは思いました。ひろこ叔母さんのことは心配しなかったのかな? ずっとそれが気にかかってイマイチこの世界に入り込めませんでした。(50歳 女)




カースト制が若者をこんなに縛りつけているのが慣習。インドをよく表した映画だ。もし、二人がニューヨークで生活することは可能か。そんな先のことは現在では打ち破っている例はあるような気がする。(男 79才)
心洗われる映画でした。あんな素晴らしい男と女が偶然出会い、あんな悲しくも粋な別れがあるとは…。出来ればもう一度青春にもどり追体験してみたいものだ。(男 79才)
ナマステ。カースト制が根強い田舎出身のラトナが未亡人として19才からの一生を独立した仕事を夢みて力強く働く彼女の生き方に感動を覚えました。(男 77才)
インドのお国柄の一旦が見えてよかった。その国々、時代・時代でいろんな世界があることがわかる。そして自分がラッキーだったことも。(男 76才)
衣装、色がすてき!! 話が感情をおさえて知的に作られていたと思う。(女 76才)
インドのカースト制度はどうして変わらないのだろうと、常々、疑問に思っていた謎がこの映画で解けました。監督の思いがひしひしと伝わってくる、とてもいい映画でした。(男 73才)
題名が見ることを、そそる場合が多い。感動になるかは最後まで見るしかないけど…。今回もなになに、どんな風に、興味津々です。日本の民法、別姓ではないが、どう名前を呼ぶか!! 相手の人権を尊重すればどうしたらいいか、どんな風に呼んだら気持ちを伝えることができるのか、やっぱり、いろいろな経験が大事かも。今、73歳になるけれど体験は少ないかもね。人と人、さまざまの経験は自分にとっていい場合だけでないけれど…。せまいけれど…。これからもいろいろな人と出合いたいし、そんな場所へ出向きます。記憶がてんでバラバラ気味なんです…。かなし。コロナ禍、たのしみ事が少ないので映画大好き人間!(女 73才)
ラトナの着ている服にとても見入ってしまった。どの服も美しかった。ムンバイに3年程前に行った事があるが、映画の中と違和感はなかった。自然な中に大切な事、人と人の愛情の在り方に感動した。(女 73才)
インド映画というと踊りと音楽でにぎやか?と思っていましたら、しっとり良い映画でした。カースト制のきびしさが、こんなにも残っている、驚きです。最後、彼女がだんな様といわず、名前を言った事で希望が見えたなと思いました。二度ほど目がうるみました。(女 72才)
インドのカースト制の問題をまざまざと見せてくれた映画だった。貧富の差や女性への差別等々、まだまだ残っていることがわかった。最後に「だんな様」でなく、名前を呼べて、仕事の光も見えたのが、救いだった。(女 70才)
初めて来ました。新作ばかりを見ていましたが、思っていた以上によかったです。次回も楽しみにしています。(女 70才)
インドの田舎と都会の落差。貧富の差に目まいがしそうだった。しかし、携帯電話を持ってたから現代なのだ。青年が女性の自立を願ってミシンを贈るところに本気の愛情を感じた。青年は「都会では女性の自立を願っている男性もいる」という所にジェンダー平等の考えが及んでいるのに驚いた。インドもそうなのだ!(70代)
パルシネマで観て2回目です。あらためて、インドの国のカースト制度について考えさせられました。同じ人間なのに、夫に死なれて一生未亡人なんて、びっくりですね。自由に思ってる通りに生きていくということは本当に素晴らしいことですね。ラトナの賢さや勇気に拍手です。(女 67才)
『SIR』という原題と邦題とが、しっくり馴染んだ映画でした。(男 62才)
カースト制度の一端がわかればと思って見ました。期待通りでした。(男 60才)
インド映画気に入りました。日本と価値観が違う社会を身近に感じました。(男 56才)
シネリーブルで見損ねていたので、見ることができて良かった!初めてのインド映画。インドの日常の姿、市場の色鮮やかな布地やお祭り、ダンス、林立する巨大ビル、夜景、喧騒などが見られてよかった。未だにこのような身分差別があるのですね。未亡人の扱われ方に驚きました。逆境にも、凛とした主人公の姿も美しかった。素敵な映画をありがとうございました。(女 52才)
現実を乗りこえることは、困難のかたまりである。でも、きっと乗りこえられる。(男 52才)
ラトナはサビナに貰った腕輪を大切にしている。町では身につけられるが村では外さなくてはならないもの。ラトナは町で生きる人生を決められた人生ではなく選ぶ。腕輪は彼女の気持ちを後押しする。その時のサビナの言葉とともに。(女)
ラトナのような下層の身分の人たち、気持ち、生活習慣がわかって涙が止まらなかった。農村ではもっと厳しい身分差別があり、今回は大都会だったので、まだ救われた。(匿名)
コロナがおさまったら三宮の本場のカレーが食べたいです。そんな気持ちにさせてくれる映画でした。ラトナと美味しいヴィーガンカレーを作ってみたいです。(女)
すごく良い映画を見せてもらいました。ラトナの心の動き、制限された可能性の中で生きていく、希望を見つけようとする…、感動しました。(女)
インドのカースト制の一端を見せてもらえ、興味深かったです。(匿名)
淡々とした中に感情の起伏をかもし出していて、とてもストーリー性があった。(男 73才)
絶対的格差階層社会であるインドにおいて、「女性の自立」を目指して行こうという機運と、また、その困難さを誠実に描いていると思います。ただ、それを「禁断の恋」バナシに収斂させてしまったのは、物語を安っぽくしてしまったような印象があって違和感ありました。ラトナが最後に「アシュヴィン」と呼びかけるのは、単純な恋愛感情からだけではなく、ようやく彼女が「サー」=「旦那様」と呼ばなくてはならない「軛」(くびき)から放たれた、ということではないのか、と。そう考えないと、そのことの重みは判らないのではないでしょうか。(男 69才)
プロポーズ的告白をするアシュヴィンに“情婦になりたくない”と告げるラトナ。インド社会をしばる制度の中、それでも前に向かって自分の人生を追いかけるラトナの姿。インドでこの映画が上映(スター俳優が出演していないという理由でインドでは未上映)されたなら、インドの人たちは何を感じ、想うだろうか?(男 68才)
きびしい差別の中でも心を通わせることで人生がすばらしいものになる。人との繋がりが大切だと実感させられました。(男 67才)
あらためて「よく出来た映画」という感想です。ラストの「アシュヴィン」というラトナの声が忘れられません。なんと艶っぽい。身分ちがいの恋という昭和前半の邦画がよく取り上げた題材ですが、この映画では悲恋ではなく、二人が障害を乗り越えうる予感を持たせるのがとてもいいと思いました。一人一人の変化と成長が社会を変える原動力です。(男 64才)
最近のインド映画は素晴らしいものが多いですね。楽しいミュージカル的なもの以外にも社会的テーマで核心に触れて世界にも通じる映画が増えてきてうれしいです。今回の映画は何度も見ているので、今回も楽しめましたが、インドの社会背景を知らない人にはわかりづらいので、パネル展示があってよかったです。(女 60代)
もどかしさを感じながらも、変わっていくことの大事なことと、難しさを改めて知る。(女 59才)
階層社会は悲しいですね。
初回見た時の感想は身分ちがいの男女のラブストーリーだったが、二度目はラトナの「プライドの高さ」が印象に残った。川のほとり、屋上、象まつり、サリー、鮮やかな色と音もステキ。(匿名)
ストレートに怒りをぶつけられないモヤモヤ…。別れにあたって初めて、「アシュヴィン」と名前を呼ぶラトナ。もうご主人様(Sir)と使用人ではなく、自分自身も自立への一歩を踏み出せたから。ひとりの人間と人間として向かい合うことを許さない階級や因習という壁は、ばかばかしいが何故か厚そう。悲しいけれど、ラトナをさまざまに縛っているものを引きはがせないアシュヴィン(そしてラトナ)ならば、ラトナの選択は正しかったというしかない。(女 69才)


■2021年1月例会『人生、ただいま修行中』

ドキュメンタリーとは知らなくて見に来ましたが、とても、とてもよかったです。フランス語も(すべてではないですが)色々な人や民族出身の人のが聞けて、面白かったです。(89歳 女)
良い映画でした。今の世間に丁度合う。看護師さんの問題でなく一般的、人との関係なども同じだと私も病気がちでためになりました。(83歳 女)
丁度、新型コロナ禍が急に悪化する中での看護師実習生の映画ですね。手洗いから始まり、患者への対応、そして第三部は実習生の気持ちを引き出していた。引き込まれる内容でした。(79歳 男)
年齢・人種・宗教の異なる実習生、指導官を選択、今後の方向性、テーマが多かった。指導官を選択出来ることは素晴らしい。(78歳 女)
つい最近、私自身、救急搬送、手術、入院(3週間)してきたところだったので、病院内での看護師の大変さは眼のあたりにしており、その看護師の卵たちのリアルな描写に納得。たくさん出て多様性も十分。(76歳 男)
看護学校へわけもわからずただ大人がよしとする仕事と思って入った世界、50数年前の私。それに支えられて今があります。感謝です。若い方に見てほしい。そして医療職だけでなく、人と接する仕事をすることはこういうことがおこるし、自分を成長させてくれることだということを知ってほしい。考えて感じてほしいなあと思いました。撮影に協力して下さった患者さんにありがとうを!!(76歳 男)
観る人によって得るところが様々な映画と思いますが、自分の考えがはっきりしていて自由に主張して議論が成り立つ国民性は素晴らしいと思いました。それから、これは日本も同じでしょうが、プロの看護師の職業意識の奥の深さも感じられ興味深かった。(73歳 男)
医療に従事する人の待遇をもっと大切にする国であってほしい。あの人たちにボクらは助けられ、生活ができているのだろう。(72歳 男)
医療関係者の研修後、一人一人の指導を行う。それがとてもよかった。課題とその後の進路を決めていくプロセスが興味深かった。高齢になり、病院へ通院することが多いので、看護師さんの応対とかこのようにして学ぶのかと参考になりました。ドキュメンタリーということで、ウソのない実体験がわかってよかった。フランスの社会保障の一端が見られた思いです。多民族を受け入れているので看護士などにも多国籍の人を受け入れている様子も興味深かった。思った以上によい映画でした。(70代)
看護師としての技術や知識だけでなく看護哲学のようなものの学びや、指導教官の接し方が興味深かった。(高齢の母と向き合う介護初心者として参考になった)。「多様な出自の若者たちが『みんなのために役に立とう』という心構えで、みんなのことを守るためにスタンバイしている」(監督の言葉)、そんな姿を監督は温かい眼差しで描いている。そんな若者たちをしっかり支える社会でありたいと思う。最近読んだ『「国境なき医師団」を見に行く』とつながり、「私にできること」を考えた。(69歳 女) 
この映画を見てコロナ禍の看護師さんを思った。私たちが今出来ることはコロナに感染しない事だ。映画の沢山の主人公たちも様々な経験を積んで強く成長し、患者さんたちからきっと信頼されていくだろう。(67歳 男)
今日、観るのを迷ったが、勉強になった。看護師の立場で考えたことがなかった。(66歳 男)
コロナのこの時代、医療に身をおく人達のことが、さらに気になる。いい映画を観た気がする。(65歳 女)
この映画を見て日本の看護師教育はどうなっているのかなと思った。フランスは植民地をたくさん保有していたせいか多民族国家だと感じた。日本は日本民族と朝鮮族ぐらいで、それで考え方がせまいのかな。(79歳 男)
私も35年前に准看護師の免許をもらって医療に従事していたのですが、お国柄によって色んな違いがあるのですね。新人の頃の体験などが思い出されました。若い人達が医療者として育っていって社会人の一人として成長されることを心から祈ります。(74歳 男)
映画の中に一定の距離があってそれと医師、看護師さん尊敬の念、治療して痛い、血、こわいなど。むずかしいところです。(73歳 女)
看護学生の生活ははじめてでしたが、最初の手洗いの場面は今のコロナ生活ではとても参考になりました。生徒達の実習などとてもたいへんさがわかり、看護師さん達の貴重さがひしひしとわかりました。(72歳 女)
実習生にも権利がある−この言葉が良い。実習のスピード、量、範囲などは、日本の教育と大分違うのか。指導教官のケアが良い。考える実習生に育っている。(72歳 女)
フランスの看護学生の実習実態のドキュメンタリー。このような映画をみたのは初めてだったが、本当に人間らしい内容だった。自分の身内にも看護師をしている人が多いので身近に感じた。(70歳 女)
直接的に綴られていく医療実習現場のあれこれよりも、強く心に感じさせられたものは、人種、宗教、文化の多様性と、それらをいとも自然に(いや、実際はそんなに簡単に、自然なことでは無いのかもしれませんが)、しっかりと受け止め包み込んでいるフランス社会の度量の深さでありました。エンドロールで流れてきた「ドント・シンク・トゥワイス・イッツ・オールライト」の歌がちょっと沁みました。(69歳 男)
考えてみれば、看護師さんもはじめからプロにはなっていないのですね。本当に大変なお仕事を志していると思います。ジャンルも多いし、あまりにも生命にかかわること、人間本来のことがわからないとつづけられない職業ですね。いまのコロナの中の人たちをあらためて思いおこしました。(66歳 女)
見るのがつらい映画でした。注射、病院、病人を見ているだけで鳥ハダがたってきてダメです。後半三分の一の生徒たちの個別面接はさすがフランスという感じです。生徒個々人の権利を尊重する姿勢をはっきり見せていました。一人の自信を失っている女性へのはげましがとてもよかった。(64歳 男)
仕事で、病院に出入りの、そして企業健診で採血の手伝い(採血されたディスポから三種類のスピッツに分注)を経験したので興味深く観れました。多様性に寛容な世界に…。(61歳 男)
二回目ですが、コロナウイルス禍の時期なので、最初のシーンが手洗いと消毒されているかチェックするシーンだったところがよかったですね。あとは、学生面談にしっかり時間をかけていて、悩みの背景も推測して対応し、フォローもしていて、フランスの医療体制がよくわかりました。多民族対応もできていてうらやましいです。(60代 女)
うらやましい実習&学びなど感じた。日本はもっと機械的な気がする。学生の心理やこまかなところまで気配りできるシステムがいいなあと思いました。(59歳 女)
これから鍼灸の学生になる予定なので、何か心に響くものがあるかもと映画を観に来ました。病院に入ったら、製薬会社が自分の会社のガーゼを使うように営業してくるとか、日本でもこれでもかと薬をたくさんのませ製薬会社、薬局だらけの社会問題が脳裏にイメージされた。日本もいろんな人種が将来助けあってフランスみたいになるかも…と想像できました。ドキュメンタリーチックなので、感動とかはなかったけど、精神的に大変な職業で、コロナ禍で働く看護師さんに脱帽です。コロナ禍の看護師さんのドキュメントがみたいです。(52歳 女)
人生は毎日が一年生。日々、新しいことがあるね。(52歳 男)
足のとても長い人がいて、いつものおしらせはこのことなのかなと思いました。(女)
第三部やカウンセラーとの対話の章は、講義や実習風景の出来事が整理されて、一気に引き込まれました。(62歳 男)